【新入荷CD】Branco Labelリリース2作品「The 8th Likely Faces/Sparkiling Eyes」&「原田ミツ/子供NEWS」

埋もれた秘宝の再発レーベル、Branco Labelよりまたもや素晴らしい発掘です!!
北海道のアマチュアバンドが1974年に僅か200枚のみリリースした自費制作盤!!
8th branco
The 8th Likely Faces / Sparkiling Eyes [ branco-10] 【CD】 ¥2000+税
2014年9月20日発売  1974年リリース作(73年、74年録音)
収録曲:
1. Last Night Was A Long And Lonely Night
2. Mother Return To Me
3. Sue,My Sister
4. 誰1人愛してくれない
5. Free Walk
6. Sparkling Eyes
7. 女囚
8. My All Years Are Gone
(作詞作曲:Shin Anagama)

いったいこの作品を何と表現すればよいのでしょうか…。
70年代の日本、全編英語詞のロックサウンドという点では、あえて比較するならば
Flower Travellin'Band、Speed Glue & Shinki等の同時代のニュー・ロックバンド勢なのでしょうが…

カントリーミュージックのサークル「Likely Faces」のサークル内バンド8代目として活動していた
The 8th Likely Faces
カントリーミュージックを下地にしながらも、70年代初頭という時代の影響なのか、
時のサイケデリックロックなど様々な音楽の要素を取り込み
結果、他に類を見ないオリジナリティーあふれるバンドサウンドへと昇華させております。

1974年リリースのオリジナル盤は、北海道のアマチュアバンドであった彼らによる自費制作盤。
このバンド、このメンバーで一枚のレコードを残したい、
その一念で、なんと、わざと一年落第をしてまで時間を作り、練習と録音に打ち込んだそうです。
その情熱は見事に音に現れており、リーダーの穴釜さんがどこまで妥協をせずに詰めるべきか悩んだというのも
その緻密に構築されたアレンジを聴けば納得です。
また、その構築美ともいえるアレンジに、手練である各メンバーの個性あふれるアドリブ演奏が加わり
知性と感性の奇跡的な融合がなされております。

手数が多いながらもその一つ一つの音が的確かつメロディアスな表情も持つ西村さんのベース、
殺伐とした鋭さもはらみつつ、時に熱くエモーショナルな三枝さんのドラム、
深いインテリジェンスを感じさせるほどに計算されているようで、かつ感覚的に風景を描写するような井上さんのペダルスチールギター、
そして詰めに詰めて一つ一つの音を選んだであろう穴釜さんのギターワーク、
そして情熱のボーカル!

各楽器が絡み合い、流麗な構成を見せる「Last Night Was A Long And Lonely Night」、
ピュアな家族愛が歌われる「Mother Ruturn To Me」、「Sue, My Sister」、
「誰1人愛してくれない」、「女囚」ではヘヴィーブルーズサウンドに乗せてハードボイルドな世界を見せ、
そして「Free Walk」では、大草原からグラデーションでつながる大空へそのまま飛んで行ってしまうかのような浮遊感を体感させ …
最後に穴釜さんが最もお気に入りであったという「My All Years Are Gone」で締めるまで
アルバム全体をとおして全く隙が見当たりません。
これでも妥協点を見つけたうえで完成させたということは、穴釜さんをはじめThe 8th Likely Facesのメンバー達には
いったいどこまで素晴らしい音のヴィジョンが見えていたのでしょうか…

この時代の日本に限らず、世界的に見ても類似した音が見当たらない、
独特としか言いようのない、カントリーミュージックのミュータント!
よくぞ存在してくれた、そしてよくぞ残してくれたと感謝すら覚える素晴らしいアルバムです。

ジャケのアートワークも、Speed Glue & Shinki等に通じるセンスながらも、
より先の時代の物との類似性を感じさせる、この時代の日本では希有なデザインで個性的です。

多くの人に聴く機会を持ってほしいという当時の穴釜さんの思いを踏まえ、
そして、この奇跡の作品は本当に後世に残されるべきだと思い、再発いたしました。
是非聴いてみてください。

紙ジャケ、当時の解説文を含む歌詞カード付き。

※マスター音源に起因するノイズ、音声の乱れが一部ありますことをあらかじめご了承ください。

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そしてもう一枚、その功績と人脈からも70年代以降の日本ロック史の最重要人物の一人、
Paul Adolphus「The Dawn Wind」、オクノ修「1st」、じゅごんなどの名盤群をリリースした
インディーレーベル「HIMICOレコード」を運営し、
裸のラリーズなども録音をした伝説のMars Studio のオーナーでもあったShokei Mitsu Haradaこと
原田ミツの75年にリリースした自主制作33回転EPの再発CDも入荷です!!
ミツ
原田ミツ / 子供NEWS [branco-07] 【CD】 ¥1500+税
2013年4月発売  1975年リリース作

収録曲:
1. 大きい小供
2. さようなら
3. 春になれば
4. お月さま
 (作詞作曲:原田ミツ)

原田ミツさんが75年にリリースした自主制作33回転EPの再発CDです。

「HIMICOレコード」というインディーレーベルを運営されていた原田ミツさんが、
そのHIMICOからリリースしていたソロミニアルバム。
HIMICOの全作品でバック演奏、アレンジ、実質的なプロデュースも手掛けた御仁のソロ多重録音作であり、
ずば抜けた名盤です。
ニューエイジ的感覚を先取りしたような穏やかな音に歌を交えた音、
いわゆるフォークソングの域だけでは語れない特殊な音楽。
ピアノ、オルガン、そしてシンセ等の鍵盤にくわえ、アコギ、琴などで自然や情景の風景描写したような音…
まるで京都の清閑な街並みや、つつましい仏閣や庭園の景色が描写されているよう。
歌詞もまた、音に準じて行雲流水とでもいうような言葉が紡がれていきます。
オリジナル盤は7インチですが、33回転盤で4曲計約20分となり、聴きごたえもあります。

HIMICOの、オクノ修さんのLP、Paul AdolphusさんのLP等お好きな方も是非聴いてみてください。

※マスターテープに起因するノイズが一部ありますことをあらかじめご了承ください。

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